「ご夫婦一緒の診察」が基本
当院で行う全ての治療の目的は、「妊娠・出産して健児を得ること」にあります。
不妊症の原因は男性のみにあるわけでも、女性のみにあるわけでもありません。
まさに男女半々であり、男性に不妊原因が認められる場合でも、治療は必ず夫婦一緒に行う必要があります。
男性へのアプローチが必要不可欠
当院を1995年に古川市に開院するに至った一番大きな出来事は、顕微授精(ICSI)の登場でした。
当時行われていた体外受精は男性不妊症がある場合には有効な手段になりえないと感じていましたが、顕微授精が可能になることで、男性不妊症の患者さんにも対応ができるようになり、より多くの患者さんの夢を叶えることができるという可能性を感じました。
それ以来、女性不妊への対応はもちろんのこと、男性不妊症、特に無精子症への対応も積極的に行い、これまで1000例以上の無精子症患者への手術(精巣内精子回収術:TESE)を実施しています。
ご夫婦の夢を一緒に実現するため、夫婦一緒の診察へのご理解とご協力をお願いいたします。
当院は、最新の医療と併せてこころのケアも大切だと考えています。
男性不妊のカップルは、相手に気を遣いすぎてうまく話し合いができない、どうしてもけんかになってしまう、周りに同じ状況の人がいなくてつらい、という心境になることもあります。
このような時にお二人をサポートできますよう、心理カウンセラーがおります。お二人で進めていく治療だからこそ話し合いは重要です。いつでもお気軽にご利用ください。
理事長 京野廣一
当院の男性不妊の治療内容や実績は以下から確認いただけます。