こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。
今回は、同期会やクラス会など、同じ世代の方々が集まる会に参加した後の心境について考えてみたいと思います。
先日、男性おひとりでお越しくださった患者さまから、同じようなお話を続けて聞きました。
「妻が元気ないんです。なんかふさぎ込んでいて、心ここにあらずな感じです。」
お話をよくお聞きしてみると、週末に大学のサークルの集まりに行った、高校の同級生たちと女子会を開いていた、というエピソードがありました。
女性の心境を想像してみましょう。
まず、こうした集まりのお誘いがあった場合、行くか行かないか悩みますよね。
行きたいけど、行っても悲しい気持ちで帰ってくるのではないか。
後から結婚した人が妊娠していいたら落ち込みそう。
子どもの話などになった場合、笑顔で聞いていられるか。
妊娠中の人がいた場合、その人のことを直視できるか、普通に話ができるか。
「子どもは?」と聞かれた場合、平常心でいられるか。
何かショックなことがあった時に、泣いたり取り乱したりしないか
いかがでしょう?このように考えたことがある方も多いと思います
ここで「行かない」という選択肢もありです。
しかし、「行かないのもさみしいし、頑張って行ってみよう」と決断するのもありです
生きていればいろいろなことがあり、心がかき乱されることもあります。
それも当然ですよね。
悲しい気持ちになりそうなことを避けても、ひどい人ではありません。自分を守れるのは自分しかいません。自分の味方でいてください。
ひどいなと感じることを考えても、ひどい人ではありません。同じ立場の人だったら、同じように考えます。自分だけではありません。自分を責めないでください。こう考えても仕方がない状況なんだな、と受け止めていただきたいと思います。
このように、同期会やクラス会に行った後は女性たちが不安定になりやすいことがあります。男性の皆様、女性の気持ちが整理できる間、見守っていただければと思います。
これから迎える年末年始は、特に様々な刺激を受ける機会があると思います。
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